北九州市の注文住宅メーカーをおすすめランキングで紹介！人気業者を口コミや評判も含め比較！

いかがでしたか。ここまで福岡県北九州市で人気の注文住宅をランキング形式でご紹介しました。

ここからは、そもそもどうして家を建てるのに北九州市という立地がおすすめなのか、注文住宅と分譲住宅ならどちらのほうがおすすめなのかなど、北九州市でマイホームの購入を検討中の方のお役に立ちそうな情報を詳しくご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

さっそく北九州市で家を建てるのがいい理由についてチェックしていきましょう。

北九州市は住み心地が抜群！

福岡県の最北端にある北九州市は、1963年に小倉市・門司市・戸畑市・若松市・八幡市の5つの市が合併してできました。2018年時点の人口は、九州地方の中で福岡市の次に多い95万人です。東部は瀬戸内海、北部は日本海に面しており、瀬戸内海気候と日本海気候の中間的な傾向があります。年間平均気温は17℃前後。冬場に氷点下になることは少なく、比較的温暖な気候が特徴です。

地震が少ないことも魅力的な北九州市ですが、これは地震が発生しやすくなる要因とされるプレートが離れた場所に位置するためと言われています。もちろん北九州市でも活断層は確認されていますが、それでも地震の発生率は低いとされており、地震大国である日本で、地震が起きにくいというのはマイホームを構えるうえで大きなメリットのひとつと言えるでしょう。

北九州市は海の幸にも山の幸にも恵まれており、新鮮でおいしい食材が簡単に手に入るのが魅力。焼きカレーや焼きうどん、豚骨ラーメン、八幡ぎょうざなどのB級グルメも充実しています。「何を食べてもおいしい」「どのお店もハズレがない」といった口コミも多く、家での食事も、飲食店での食事も満足できることは間違いないでしょう。

日本海に面した北九州市は、九州の玄関口でもあります。そのため訪れる人も多く、街もきれいに整備されています。商業施設なども充実しているため生活しやすいのもポイント。その反面、釣りやサーフィンなどを楽しむことができる自然豊かな一面もあるため、便利さも自然の豊かさもどちらも重視したいという方におすすめの地域です。

さらに北九州市は「子育てしやすい街」や「大人が住みやすい街」「住みたい田舎ベストランキング」などのさまざまなランキングで1位を獲得しています。これは住みやすい街として定評がある証拠でしょう。

そのほかの魅力として、通勤や通学、外出の際に必要不可欠な交通インフラがしっかり整っているという点も挙げられます。

主要路線は、北九州モノレール・JR鹿児島本線・JR日豊専・JR日田彦山線・山陽新幹線などがあり、ほかにも私鉄やモノレール・バスといった公共交通機関が通っています。北九州市内の平均通勤・通学時間は、24.4分とかなり短いので、精神的にも肉体的にも負担を軽くすることができるでしょう。都市高速道路や、自転車専用道路も整備されているため、車での移動もかなり便利です。

さらに北九州市は出産環境、医療環境の面でもかなり充実しており、24時間365日診療を行う病院や、診療所が多数存在するため、急に体調が悪くなった場合でも安心です。

また子どもを預ける環境もしっかり整備されており、国が定める配置基準が1歳の子ども6人に対し保育士1人のところ、北九州市は独自の取り組みとして、1歳の子ども5人に保育士1人を配置するとしています。

さらに北九州市独自の取り組みとして、街の中に子どもと過ごすための施設を充実させているのも魅力的です。市内424か所に「赤ちゃんの駅」があり、おむつ替えや授乳が可能です。ほかにも「放課後児童クラブ」や「子育てふれあい交流プラザ」など様々な施設があります。

北九州市で住宅新築に使える補助金について

北九州市では、「住むなら北九州　定住・移住推進事業」として、住宅を購入する際に利用できる補助金制度を設けています。補助額は最大50万円（1人あたり15万円）。親と同居または近居する場合は最大60万円となります。

対象となるのは、「市外に居住、又は市内に転入後2年以内の2人以上世帯（条件により単身世帯も可）」または「夫婦共又はどちらかが、市内に居住かつ市外に勤務する39歳以下、2人以上世帯」のいずれかに該当する方です。

募集戸数には制限があるため、募集が開始されたら早めに申請手続きをすることをおすすめします。契約締結後の申請は認められませんので、必ず建てる前に申請するようにしましょう。なお、国や地方公共団体による同様の目的の補助金制度との併用はできませんので、注意してください。

北九州市の土地代、坪単価の相場は？

では北九州市の土地代、坪単価はどういった感じなのでしょうか。北九州市の公示時価は、2021年時点で、平均7万6,135円となっています。坪単価では平均25万1,687円で全国順位は259位です。

具体的な北九州市内の区ごとの公示時価は下記をご確認ください。

引用元：https://www.land.mlit.go.jp/

もっと詳しく知りたいという方は、国土交通省が公開している都道府県地価調査ページをご確認ください。

実際に家を購入すると決めた時、注文住宅と分譲住宅どちらにすればいいのでしょうか。ここでは、注文住宅と分譲住宅の特徴を紹介していきます。

注文住宅の特徴

注文住宅とは、自分自身で決めた間取りや設備、外観に仕上げられることができる物件のことを指します。一般的には、設計を不動産会社やハウスメーカー・建築士が対応し、実際の建築は施工会社が対応するケースが多くみられます。

注文住宅のメリットは、とにかく自身の理想通りのマイホームを建てることができるということです。まずは土地から探すことになるため、自身の要望に合わせて、住宅の広さや部屋の間取りを決めることができます。

外観や内装のデザインはもちろん、住宅設備も自由に選択することができるため、あなただけのオリジナル住宅を建てることができます。

また家が建つプロセスを、自分の目で実際に確認することができるのも注文住宅の魅力のひとつです。進み具合や状態を確認しつつ、自分の家が完成していくところを見ることができ、途中気になる点があれば、都度確認することも可能なので安心です。

しかし注文住宅はこだわればこだわるほど、どこまでも際限なく自由にカスタマイズができてしまうので、分譲住宅などと比べ費用が高くなる傾向にあります。

分譲住宅の特徴

分譲住宅はその名の通り、分譲地に建てられた住宅のことを指します。街並みを作るように並んでいる住宅を1棟ずつに分けて販売することが多いです。

分譲住宅のメリットは、とにかく注文住宅と比較して価格が安いという点です。さらに価格を明確にしたうえで契約をすることができるので、契約時に追加費用の心配をする必要がありません。

しかし分譲住宅は注文住宅と異なり、建てられた家を買うことになるため、部屋の間取りや広さ、外観や内装を選択することは一切できません。

おすすめは注文住宅

分譲住宅の場合、あくまで建売なので「ここを広くしたい」「ここはしっかりお金をかけてこだわりたい」などのマイホームに対するあなたの理想や要望を叶えることはできません。

しかし注文住宅の場合であれば、すべて自分で考えることができるので、こだわりのつまった世界にひとつだけのマイホームを建てることができます。また設計の段階から、関わることが多いため、建売の住宅と比較して愛着がわきやすい傾向にあります。

マイホームは安い買い物ではありません。分譲住宅にももちろん良さがありますが、それ以上に注文住宅にはメリットがあります。こだわりのつまったマイホームを手に入れたい方は、ぜひ注文住宅を検討してみてくださいね。

注文住宅と分譲住宅の違いを徹底解説！自分に合った住宅選びのポイント

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家を建てると決めたとき、依頼をするのは工務店とハウスメーカーどちらのほうが良いのでしょうか。

ここからは工務店とハウスメーカーの特徴をそれぞれご紹介していきます。

工務店の特徴

まず最初に、工務店の特徴をご紹介していきましょう。工務店は地域密着型のところが多く、ハウスメーカーよりも小規模な会社がほとんどです。

顧客の要望を聞きながら、家を一緒に作っていきます。地域に密着しているため、その地域に合った建て方や、気候・風土に合わせたおすすめの建築資材などに詳しく、的確なアドバイスを期待できるでしょう。

さらに仕様やプランに制限を設けていない場合が多く、ハウスメーカーでは難しいプランも工務店なら実現できる可能性があります。柔軟性が非常に高いため、自由度の高いマイホームを希望している方におすすめです。

またハウスメーカーと同じものを作る場合、ハウスメーカーよりも安く済む場合があります。その理由として工務店は広告宣伝費をかけていないところが多いため、宣伝費の価格がハウスメーカーより抑えられる場合が多いです。

しかし工務店はピンキリな場合が多く、悪質な工務店もたくさんあるため、優良な工務店をしっかり見極めることが必要です。

ハウスメーカーの特徴

次にハウスメーカーの特徴をご紹介していきます。

ハウスメーカーの多くは全国展開しています。「○○シリーズ住宅」といったように商品として規格化されたラインナップの中から好きなタイプを選択して、一定の範囲の中で家をカスタマイズして作っていきます。

ハウスメーカーは工務店と比べると、規模が大きいところが多いため、経営が安定しているという点が魅力と言えるでしょう。

またハウスメーカーはブランド力や信頼感もあり、品質が一定で保証も長いです。仕様が規格化されている所も多く、工期も短く済むことがあります。

しかし設計の自由度が制限されることもあります。CMやモデルハウスなどの広告宣伝費が住宅価格に反映されているという側面もあり、思ったより高くなる可能性があるため注意が必要です。

工務店がおすすめ

ハウスメーカーは、ブランド力や信頼感が高い一方で、商品が規格化されていることが多く、工務店と比べ設計の自由度が落ちてしまいます。さらに広告宣伝費が住宅価格に反映されていることが多いので費用面でも高くつく傾向にあります。

その分工務店は、ゼロから顧客と一緒に作り上げていくため、柔軟性の高い設計をすることができます。ハウスメーカーでは難しいプランでも工務店なら可能という場合もありますよ。

そのため自由度が高い理想のマイホームを目指すのであれば、工務店のほうがおすすめです。

北九州には工務店が多く存在していますが、数ある工務店の中からどの工務店を選べばよいのか迷う方も多いでしょう。ここで北九州市の中で工務店を選ぶポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

素材

住宅を建てる際に欠かせないのが素材です。なかでも自然素材を使用して家づくりを行っている工務店がよいでしょう。
構造に使用する木材もですが、床材や壁材などにもこだわりをもっている工務店をえらびましょう。どのような素材を使用しているのかは公式ホームページで確認することができるので、必ず見ておきましょう。

住宅性能

住宅性能は家での居心地に大きく影響します。依頼しようとしている工務店がどのような工法や構造を取り入れているのかもポイントです。
気密性や断熱性、遮音性、耐震性、耐火性、耐久性の高い住宅にこだわる工務店ならあんしんでしょう。性能については等級や数値を明示しているメーカーも多いので参考にするとよいでしょう。

保証内容

家を建てて、引き渡しが終わったらそこで終わりという工務店はおすすめしません。家は建てるまでより、建ててからの方が長いのです。
引き渡し後のフォローを充分にしてくれない工務店は優良店とは言えません。保障内容がしっかりしている工務店は、それだけ自社の技術力や製品に自信があるということでもあるといえます。
万が一のときもあるのでアフターサービスの内容が充実しているところがよいでしょう。

スタッフ対応

家づくりを行うときには、希望をくみ取ってくれる窓口のスタッフや、現場の施工を行う職人スタッフなど多くの人間が関わります。これから何十年も住み続けていく家を任せるので、心からお願いしたいと思えるようなスタッフがいるところにお願いしたいですよね。
スタッフの対応を見て、信頼できると思った工務店にしましょう。

口コミや評判

口コミや評判は必ずチェックしましょう。なぜなら実際に家を建ててみてからの感想は利用した人にしかわからないからです。
あくまでも個人の感想にはなるので、全てを鵜呑みにしてはいけませんが多くの方が感じたことを知ることで安心感につながるでしょう。いくつかの工務店で悩んでいるのであれば確認しておくことをお勧めします。

家を建てるうえで工務店選びは重要！

北九州市は温暖な気候と自信が起きにくいという点で住みやすいと言われています。本当の住みやすさを実感するには、住みやすい家を建ててくれる工務店を見つけることが大切です。
信頼できる工務店に依頼して、家族が安心して暮らせる家を手に入れましょう。公式サイトをチェックしたり、資料を問い合わせたりと時間をかけて納得して依頼できる工務店を見つけてください。

北九州市で注文住宅を建てる！ハウスメーカーを選ぶ際のポイントとは

家を建てる際、1番重要となってくるのは、ハウスメーカー選びです。全国には、数多くのハウスメーカーや工務店があるため、知識を持っていない方は、どこにお願いすればいいのかわか ....

注文住宅を購入する際に、知っておきたいのが費用相場です。建売の場合、土地と住宅がセットになっているので比較的わかりやすいのですが、注文住宅は土地と住宅をそれぞれ購入することになるため、どれくらいのお金が必要になるのか見当しにくいといわれています。また、地域によっても大きく変わってきます。

今回は、北九州市の費用相場について紹介します。

間取り別の費用相場

いわゆる建物の価格です。注文住宅は自由に間取りや広さを決められる一方で、それによって相場が大きく変わってきます。

2LDKの注文住宅はそれほど多くありませんが、平屋＋夫婦＆子ども1人であれば叶えられます。工事費の相場は1,000～2,000万円程度になり、LDK・夫婦の寝室・子ども部屋1つが一般的です。30～40坪の広さであえて部屋数を少なくする方法もあります。

3LDKは、LDK・夫婦の寝室・子ども部屋2つの間取りになるため、2階建てをイメージするとわかりやすいでしょう。30坪前後あれば建てられますし、工事費の相場も1,000万円～叶えられます。しかし、ほとんどのハウスメーカーは2,000～3,000万円程度が相場になります。

4LDKは、4人家族であればちょうどよい広さです。LDK・夫婦の寝室・和室・子ども部屋2つの間取りが多く、余計なものを省くと1,000～も2,000万円前後でも建てられます。ただこだわりがある場合、3,000万円からが理想的でしょう。好みのデザインや機能を取り入れやすくなります。

それ以上の間取りになると、相場はグンと高くなってきます。たとえば5LDKなら2,000万円後半～4,000万円くらいが相場になるでしょう。

北九州市で注文住宅を建てる際は、そこも踏まえて検討する必要があります。ちなみに、広さと建築費はイコールにならないため、5LDKだからといって建築費も高くなるわけではありません。むしろ広い家のほうが坪単価は安くなりやすいといわれています。

市内の公示地価・住環境

公示地価とは、国が公表している土地価格を意味します。地域によって異なり、北九州市だけでもエリアによって大きく変わってきます。注文住宅を建てる際は、公示地価＋坪単価についても知っておきましょう。

まず北九州市は、小倉北区・小倉南区・若松区・戸畑区・門司区の5つに分類されます。小倉北区はこのなかでもっとも土地価格が高く、2021年には約14.8万円/㎡の公示地価でした。一方で坪単価は約49万円/坪になり、40坪くらいの土地なら2,000万円程度になります。

さらに細かくわけると、足立・宇佐町・上富野などがマイホームを建てるのに向いています。このエリアは交通網が整っているので通勤・通学にも便利なうえに、治安もいいため子育て世帯に人気があります。

小倉南区は、北九州市のベッドタウンといわれているエリアです。公示地価は2021年で約6万円/㎡、坪単価は約20万円/坪になり、周辺にはショッピングセンターも複数存在します。そのため、北区と同じように子育て世帯に人気でしょう。

若松区は、海沿いにあるエリアになります。近年は新しい街並みが広がっており、ひと昔前に比べてずいぶん栄えています。若い世帯にはひびきの・青葉台が人気があり、注文住宅を建てるファミリーも少なくありません。

公示地価は約4.3万円/㎡、坪単価は約14.3万円/坪、北区・南区に比べると購入しやすく、周辺環境も大型商業施設や生活に役立つお店が多いので住みやすいでしょう。ただし、ひびきのは地価が上昇傾向にあるので購入するなら今のうちです。

戸畑区は、鉱業が盛んなエリアになります。土地は平たんで商業施設も多く、幅広い世代が住んでいます。閑静な住宅街もあるので、ゆっくり暮らしたい方におすすめでしょう。公示地価は約8.1万円/㎡、坪単価は約27万円になり、40坪くらいの土地なら約1,000万円が相場です。駅から少し離れたエリアでも住みやすいでしょう。

門司区は、九州の最北端にあるエリアです。山口県下関市にも近く、趣のある街並みが印象的で、子育て支援も充実しています。公示価格は約6.3万円/㎡、坪単価は約20.8万円/坪になります。

注文住宅は、土地と住宅を購入することになるため、建売に比べると完成までに時間がかかります。ここでは、注文住宅を建てるまでの流れについて紹介します。

基本的な手順・手続き

家を建てるには、最低でも9か月はかかるといわれています。また工事がはじまるまでにいくつかの手順を踏む必要があり、それだけでも2～3か月はかかるでしょう。

まずは、予算を検討します。北九州市はおおよそ1,000～4,000万円前後が相場になりますが、一人ひとり希望の予算は異なります。ここで間違えてしまうと住宅ローンにも大きく影響するので、ベストな計画を立てましょう。家のイメージづくりと並行して検討するのもおすすめです。

一般的に、自己資金＋住宅ローンで考えます。住宅ローンは、毎月の返済額から上限金額を算出するのが基本です。

また、土地がある場合とない場合とでも予算配分は変動します。後者は土地代（全体の約3割）＋工事費（全体の約割）＋諸費用（全体の約1割）になるため、当然土地ありより高くなるでしょう。

完成までの流れ

ある程度の予算配分ができたら、今度は住みたい家のイメージを明確にし、希望条件を整理しましょう。ポイントは、内外装・間取り・広さ・こだわり・住みたいエリアなどが挙げられます。

将来を見据えた家を建てたい場合は、そのことも含めて考える必要があります。たとえば、いずれ両親との同居を検討している方は、バリアフリーや二世帯住宅なども要望に加えておきましょう。

次に、ハウスメーカー・工務店選びです。エリアによっておすすめのメーカーが異なるため、ランキングなどを参考にすると分かりやすくなります。北九州市は「クレスト・ホーム」「東宝ホーム」「一条工務店」が人気です。

また選ぶポイントとして、高品質・実績の有無・アフターサービスなどをチェックしておきましょう。地域密着型ならではのアットホーム感もおすすめですが、会社の規模や品質を見極めるのがむずかしいため、選ぶ際は注意が必要です。

ハウスメーカー・工務店が決まったら、いよいよ土地探しです。インターネットで探すのもありですが、やはりプロに依頼したほうがベストな場所を見つけられます。
どんなプランやサービスがあるのかも確認しておくと安心です。

見積り内容に満足したら、本契約に入ります。「工事請負契約」と呼ばれるもので、メーカーによっては仮契約（申し込み）を行う場合もあります。仮契約があると、万が一のときでもキャンセルしやすいのがメリットです。

本契約のあとは、プランの打ち合わせ＆決定→着工→竣工→引き渡し＆入居の順になります。完成後はすぐに入居にはならず、かならず「完了検査」が実施されます。このとき、傷や汚れがあれば遠慮なくメーカーに伝えて直してもらいましょう。

知っておきたいお金のこと

ここまで、一般的に9か月～約1年かかります。土地が広くなると、そのぶん完成までに時間がかかりますので、それも踏まえて賢くスケジュールを組みましょう。

そして、忘れてはいけないのが「お金の流れ」です。注文住宅を建てる場合、土地代＋工事費が必要になりますが、なかでも工事費は大きく3つに分類されます。

まず本体工事費です。基礎や外壁、設備などを含めた費用のことで、建築費というとわかりやすいかもしれません。

次に付帯工事費です。庭やアプローチなどを指し、全体の2割程度が目安になります。

最後は諸費用です。住宅ローン手数料などの建築費以外の費用になり、全体の1割程度になるといわれています。

ようするに「建築費3,000万円」には付帯工事費＋諸費用が含まれていません。もちろんメーカーによって違ってきますが、ほとんどは別途費用が発生すると考えておきましょう。全体の費用を知るためにも、見積りを出してもらうことが大切です。

また支払いは、3～4回の分割払いが基本になります。本契約・着工時・上棟時・引渡し時にわけ、それぞれ本体価格の約5～10％、約30％、約30～40％、約30％で支払っていくことになるでしょう。

ここまでマイホームの購入方法や業者の違いなどをご紹介してきましたがいかがでしたか。ここからはアンケート結果をもとに注文住宅を建てる上で知っておきたい情報をご紹介していきます。

マイホームを建てる際、重要視したいポイントは人によって異なります。たとえば「地震や台風などに負けない家にしたい」とか「家のデザインやインテリアは全体的にアメリカンカジュアルなものにしたい」などです。

理想のマイホームとは何か、より深く追求するため、皆さんの意見をWEBアンケートという形で聞いてみました。早速見ていきましょう！

「マイホームを建てる際に優先するのは次の内どれですか？」という質問をしたところ、「住宅の性能・安全性」と答えた人は51％、「建てる際や建てる後に毎月発生する費用」と答えた人は28％、「家のデザイン」と答えた人は21％でした。

やはり長く住み続けることを考えて、性能を第一に考えている人は多いようですね。特に日本は災害大国とも呼ばれるほど自然災害が多い国ですから、安全性に気を配る人が多いのも頷けます。

この結果を受けて、もう一つ追加の質問をしてみました。

「「ZEH」「長期優良住宅」を知っていますか？」という質問では、「両方知らない」が796票で最も多い結果となりました。そのほかには「名前だけ聞いたことがある」が223票、「「長期優良住宅」は知っている」が218票、「両方知っている」が75票、「「ZEH」は知っている」が52票が集まりました。

知っている人の票を全て集めても、両方知らない人の票を越えないという結果に！

もし住宅の性能・安全性にこだわりたいなら、ZEH・長期優良住宅を知っておくと損をしません。「知らなかった！」という人はこれからZEHと長期優良住宅について説明するので、ぜひそちらをチェックしてみてください。

ここからは注文住宅を建てるうえで、知っておきたい「ZEHと長期優良住宅」についてご紹介します。

ZEH

聞きなれない単語であるZEH。これは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称です。一言で言うと、「使うエネルギー≦創るエネルギー」になる住宅のことです。もっと詳しく言うと、住宅設計時に消費するエネルギー量と創るエネルギー量の収支をゼロ以下にするような住宅ということです。

ZEHとして認められると、補助金を受けることができます。そのためには細かい要件が定められているのですが、なかでもポイントは「断熱」「省エネ」「創エネ」の3つです。

暑さや寒さに影響されることが少なくすむように、断熱性能を高めることが大切です。断熱性能が上がれば、冷暖房に使うエネルギーを抑えることができますよ。

省エネには、HEMS（ヘムス）という住宅内の、消費エネルギーと太陽光発電などで創るエネルギーを確認できるシステムが必要になります。さらに省エネタイプのエアコンや、消費電力が少なくて済むLED照明などの導入も必要です。

そして創エネで、創りだすエネルギーが消費するエネルギーを上回るようにしなくてはなりません。

断熱効果で住宅の温度差が少なくなったり、太陽光発電で自家発電ができるようになれば、光熱費を抑えられるだけではなく、安心で快適な暮らしが可能になります。

長期優良物件

長期優良物件とは、一定の基準を満たす住宅が、税金優遇などを受けることができる制度です。名前をなんとなく聞いたことはあっても、詳しい内容や手続き方法はよくわからないという人が多いのではないでしょうか。

そもそも長期優良住宅制度とはなんなのか。それは、長期にわたり良好な状態で使用をするための措置が講じられた優良な住宅の建築・維持保安に関する計画を「長期優良住宅普及の促進に関する法律」に基づいて設定するものです。

そんな長期優良住宅に認定されるには、様々な基準をクリアする必要があります。この認定基準は少し複雑ですが、きちんと学べばポイントを抑えることができます。

長期優良住宅の認定基準は、大きく分けて4つのポイントで定義されています。

1つ目は、長期に使用するための構造及び設備があること
2つ目は、移住環境等への配慮を行っていること
3つ目は、一定面積以上の住居面積があること
4つ目は、保持保全の期間、方法を定めていること

上記のように、長期優良住宅の認定基準にはそれぞれ必要なレベルが、等級や基準値で定められています。

長期優良住宅へ住むことの最大のメリットは、税金面で優遇を受けることができるという点です。厳しい条件ですが、条件を満たすことで経済的な負担が軽くなりますよ。

たとえば、1,000万ほど控除対象限度額の対象となったり、固定資産税の減税措置の適用期間が延びたりします。

設計段階でZEHや長期優良物件を意識しておけば、補助金の対象となることも容易になるので要チェックです。

マイホームの購入は人生の中でとても大きな買い物です。だからこそ細部までこだわって妥協せずに満足のいく住宅を建てられるかどうかはとても大切です。

注文住宅は分譲住宅と異なり、自身の手でこだわりを詰め込むことができます。広めのリビングや、こだわりの収納スペースなど、細部までこだわりたい方に注文住宅は特におすすめです。

北九州市で注文住宅を検討している方は、ぜひ当サイトの情報を参考に、理想のマイホームを建ててくださいね。