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ローコスト住宅を建てる方法!コストダウン目的で削るべきでない箇所とは?

公開日:2021/08/15   最終更新日:2025/10/27


注文住宅を建てるにあたり、目の前に大きく立ちはだかるものは「費用」という壁です。少しでも安く購入したい!でもここは削ってもいいの?という疑問を持つ方も少なくないのではないでしょうか。それではローコスト住宅を建てる方法、コストダウン目的で削るべきでない箇所を考えてみましょう。

注文住宅建築にはどれくらいの費用がかかる?

住宅金融支援機構の長期固定金利住宅ローン「フラット35」の利用者調査によると、2015年の注文住宅予算相場は住宅面積平均が129.4平方メートル、建設費は平均3,226万円となっています。

首都圏を含めた三大都市はその他の地域に比べると、敷地面積も狭く、割高の建設費が必要となります。実際の注文住宅建設費は2,000万円代が最も多く、次いで3,000万円代となっています。2,000万円代と3,000万円代で建てた人の割合が、全体の70%以上を占めることから、注文住宅建築費用の相場は2,000万円代から3,000万円代といってよいでしょう。

住宅建設にかかる費用の内訳は「土地代」+「建築費」+「諸費用」です。土地代は既に土地を所有している場合は費用がかかりませんが、注文住宅と同時に取得するならば、総予算の大きな割合を占めることとなります。建築費は家を建てる上で必要な工事費、すべてを指します。

注文住宅はハウスメーカーに依頼するよりも地域の工務店に建築を依頼する方が、比較的安く建てられるといわれています。土地や建物を取得する際は、法務局に不動産登記をしなければなりません。登記手続きには登録免許税がかかるので、司法書士への代行手数料などと合わせて、諸費用と呼んでいます。印紙代なども諸費用に含まれます。

ローコスト住宅を建てるためには?

ローコスト住宅を建てるには、建築費用の内訳を充分吟味し、その上でいくつかのポイントを押さえておかなければなりません。ローコスト住宅を建てるためのポイントを紹介します。

資材や設備のグレードを見直す

建築資材や設備は高価なものから安価なものまでさまざまな種類があります。キッチンは建築業者が安く仕入れるルートを持っていることが多いので、その中から自分の欲しい物を選ぶと安くて安心なものを取付けられます。お風呂は既製品のシステムバスならば、コストダウンが実現します。

壁の仕上げ材をすべてクロスにするのもよいでしょう。クロスの柄は複雑で凝ったものよりも、シンプルで一般的な物を選びます。壁紙は凝ったデザインだといつか廃番になる恐れがあるので、シンプルなデザインの方が将来的にもお得です。資材や設備に関して、「どうしてもここは譲れない!」「ここはもう少しグレードを下げてもいいかも」といった希望を整理しておきましょう。

家の形状

住宅は四角い箱型にすると、比較的安く建てることができます。複雑な形状を避けてシンプルに、外壁の凸凹を少なくすると、コストダウンにつながります。

水回りを集中させる

キッチン、お風呂、トイレ、洗面所を一ヶ所にまとめると、配管が少なくなり、配管設備費や配管工事費が低く抑えられます。

間取りを見直す

間取りの見直しをしてみましょう。部屋数を少なくすると、壁やドアといった室内設備を減らせるので、材料費、工事費を節約できます。コストダウンのために和室を作らない人も増えています。和室は洋室よりもコストがかかり、畳や障子、ふすまは張替えが必要となります。畳みにこだわりがあるなら、リビングに畳コーナーを設けると、和室を作るよりも低予算となりますよ。

クローゼットは各部屋に作らず、大きめのウォークインクローゼットで収納をひとまとめにしてしまいましょう。収納設備にかかる費用を減らせます。細かく間取りを見直すことで、ローコスト住宅を建てることができます。

外壁は湿式工事よりも乾式工事

外壁は湿式工事よりも、乾式工事にすると予算を抑えられます。湿式工事とはモルタル、塗料、漆喰、土壁、石膏など、塗壁で外壁を仕上げる方法です。湿式工事は職人の手作業であり、材料が渇くまで長い工程が必要となり、工期が長くなります。コストダウンを考えるなら、湿式工事よりも工場生産されたパネルや合板を張り付ける、乾式工事が適しています。

ローコスト住宅を建てるハウスメーカーや工務店を選ぶ

ローコスト住宅を建てるハウスメーカーや工務店は、経費コントロールで価格の還元が可能です。

大々的な宣伝を行っておらず、営業職や職人の人員を抑える工夫がされています。そのため、短期間の打ち合わせで、契約が進んでいくことも想定できるでしょう。家族全員の意見がまとまりやすい状況であれば、スムーズに完成することも魅力です。

ローコスト住宅を建てるメリット・デメリット

ここでは、ローコスト住宅を建てることによるメリット・デメリットも解説します。

メリット1.低価格

一番の魅力は低価格であることです。

ローコストであれば、住宅ローンもおりやすくなるでしょう。また、月々のローン支払で家計を圧迫することを回避できます。無理な住宅購入をしなければ、暮らしの余裕が生まれるでしょう。育児や老後、趣味や旅行など、バランスのよい幸福度が手に入ります。

メリット2.建て替えやリフォームがしやすい

ローコストな分、ローン返済が比較的早く済みます。

その際、建て替えやリフォームを検討する余裕が生まれるかもしれません。ローンが残っていると諦めなければならないことも、気軽に検討できるでしょう。若いうちに購入する場合は、とくに将来に期待ができます。

メリット3.完成までが早い

通常は長くて半年ほどの施工期間が必要ですが、ローコスト住宅は3か月程度で完成します。

使用する材料があらかじめ加工されていたり、職人のスケジュール管理が徹底されていたりと効率が重視されているからです。早急に引っ越す必要性があるときは、とても頼りになるでしょう。

デメリット1.機能性が低い

建築基準法の最低限の機能性は満たしていますが、大地震に耐久し、その後も安全に住める高品質ではありません。

また、気密や断熱効果も低いので、夏・冬の厳しさが室内にも影響するでしょう。高機能住宅と比較すると機能性が劣るので、災害や空調への対策は必要です。

デメリット2.選べないものもある

建具や設備は、決められたメーカーから選ぶことになります。

お気に入りのメーカーが採用できないこともあるので、注文住宅のわりに自由度が低くなるでしょう。こだわりが強い場合は物足りなさを感じます。オプションで変更することもできますが、かなり追加料金がかかるので慎重になりましょう。

デメリット3.保証期間が短い

通常の住宅には、30~60年の保証が効きます。

しかし、ローコスト住宅は企業によって保証期間が短いのです。大体30年前後が多いでしょう。中には30年以上の保証をつけている企業もあるので、よくリサーチしてください。

ローコスト住宅を建てるときの注意点

ローコスト住宅を建てる際には、以下の点に留意することが重要です。

個人でのリサーチ力を活かし、次の項目を必ず把握しましょう。

相場を知る

ローコスト住宅は1坪単価30~50万程度とされています。

また、家族4人が暮らすには38坪ほどが必要です。家族の人数や坪単価にもよりますが、最低1,200万円以上で考えましょう。また、オプション発生を考えると、総額2,000万円程度をイメージすると安心です。

複数に見積もりを出す

ハウスメーカーや工務店など、3~4社ほど見積もりに出すことは重要です。

複数を比べて、価格やサービスに納得がいくところを探しましょう。とくに、価格差には注意が必要です。あまりに安い価格は、悪質な企業である可能性が高いので平均的な価格を選びましょう。

生活コストまで考える

ローコスト住宅は、高品質住宅に比べると劣化が早い傾向があります。

そのため、メンテナンスや修繕を早めに考えなければなりません。また、気密性が低い場合は、冷暖房費がかかることもあるでしょう。住宅ローンの支払いは少なくて済みますが、生活費を上手にやりくりし、将来の修繕に向けて資金を貯めることが必要です。

コストダウン目的で削らない方がいい箇所

注文住宅は少しでも建築費用を抑えたい、と誰もが考えますが、コストダウン目的で削らない方がいい箇所があります。主に防犯や防災に関するものですが、この部分を削ってしまうと万が一の災害や人災において、甚大な被害を被ってしまい、リフォームや再建のため余分な費用がかかります。

耐震設備、耐火設備

耐震設備や耐火設備はコストダウンのために削らない方がよい箇所です。大型地震や火災の備えは万全にしなければなりません。住宅の基礎、構造部分は、しっかりと予算を割いた方が安心、安全です。見えない部分に充分なお金をかけることで、力強い家ができ上がります。

防犯、セキュリティシステム

キーロック、インターホンなどのセキュリティシステムも削るべきではありません。録画が可能なインターホンはもはや常識となっています。小さな子どもや高齢者の安全のために、セキュリティシステムは削らずに、信頼に足るものを設置してください。

屋根

屋根も削らない方がよい箇所とされています。屋根は外気の影響を最も受けやすく、日光や風雨を直接受ける部分です。屋根材に低価格の資材を用いると、住宅の劣化が早くなり、補修などで結果的に多くのお金がかかります。低価格資材であれば、メンテナンスも頻繁に実施しなければなりません。劣化の少ない素材もあるので、業者とよく相談してください。

断熱材

断熱材はコストダウンのために削ってはいけません。高品質な断熱材ほど、外気温の影響が少なく、「夏涼しくて、冬暖かい」が実現します。遮熱性の高い断熱材を選ぶことで、冷暖房費の節減につながります。

まとめ

注文住宅を建てるときは、「お金をかけるべき所はかける」「お金を削るべき所は削る」を実践していきましょう。家は「家族を守る」ことが第一義です。防災やセキュリティシステムの節約は避けてください。高い安全性と快適性が将来的にコストダウンにつながります。希望した注文住宅が予算内でおさまるよう、業者とじっくり交渉していきましょう。

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